グループカウンセリング
複数の相談者が同席するカウンセリング
複数のクライアント(相談者)と複数のカウンセラー(単数の場合もある)が同席する方式のカウンセリングです。
通常のカウンセリングの時間は1時間くらいですが、グループカウンセリングは2時間から2時間30分くらい行います。
他のカウンセリングを観察できる
時間配分としては、大きく分けて二つの時間帯があります。一つがクライアント毎とカウンセラーが個々にやる時間帯。もう一つが全員でデイスカション形式で意見や感想、体験を述べ合う時間帯です。
個々にカウンセリングをやる時間帯も全員同席のまま順番にやるので、自分以外の時間は他のクライアントのカウンセリングを体験観察することになります。
また、毎回 クライアントには宿題を課し、次のカウンセリングまでの期間に日常生活において実行し、その実施報告をしてもらいます。
その課題には2種類あり、全員共通の課題と各クライアント毎に異なる固有の課題とがあります。
グループカウンセリングのメリット
他のカウンセリングを間近で見られる!
他のクライアントのカウンセリングを間近にみることにより、カウンセリングの効果を客観視でき、理解が深まります。
参考情報を得られる!
他のクライアントの抱える問題およびその対処方法などを知ることにより、参考にできる情報を得る機会となります。
支援者の立場になれる!
支援される立場だけでなく、支援するという違った立場にたつ機会により、問題への取り組みに新しい視点が得られます。
抵抗感が少ない!
クライアント(相談者)はカウンセラーと一対一のカウンセリングより、グループである方が開放感を感じ、抵抗が少なくカウンセリングを受けやすい。
料金が割安!
料金が単独より割安になります。
カウンセラーの選択も可能!
カウンセラーが複数であることにより、自分の相性にあったカウンセラーとのやり取りを重視するという選択も可能となる。
同じ立場の人の意見が聞ける
カウンセラーという専門家の対応だけでなく、同じような悩みを持った人や同じような立場の人の意見や体験を聞くことができ、また違った視点を得ることができる。