子どもへの質問に注意する
両親は別離すると、面接交渉をした子どもに「もう一方の親のことを聞きたい」という衝動に駆られることがよくあります。自分があまりよい暮らし向きではないと、子どもにもう一方の親のことを尋ね不幸な点を探し出そうとすることがあります。
これは子どもにとって苦痛であり、子どもの忠誠心を揺るがせてしまいます。子どもは傷つき、真実でないことを言うこともあります。
子どもはこのような質問をした親の欲望を満たそうとするが、そうすることによって子ども自身の清廉潔白さや誠実さが脅かされます。
子育てプランには「どのように子どもとコミュニケーションをとるか」、「子どもとのコミュニケーションにおいて適切な情報はなにか」、ということを記載しておくとよいでしょう。
参考図書
The Divorce Book for Parents 著者Lansky