2006年02月26日

年齢別子育てプラン

子供の発達に応じた子育て

年齢別子育てプラン


年齢ごとに情緒的・心理的要求は異なる5241_030911_105500.thm.jpg

子どもの発達の各段階にはその段階特有の事象があり、子どもがどのように発達しているのかを評価する目安とすることができます。

子どもの年齢が異なれば、情緒的および心理的要求も当然異なります。また、両親の別居、離婚、面会によって子どもがストレスを受けると、子どもは様々な行動面での問題を呈し、その中にはある年齢に特異的なものもあります。

質の高い面接

020530_1529_0036_l__s.thm.jpg一般的に子どもの年齢によって適正な面会期間、健全な親子関係を築くのに最良の面会期間は変わってきます。

親と子どもの関係においてもっとも重要なのはその「質」です。親子が対処に困る時間を過ごすより、それより短くとも本当に充実して過ごせるだけの時間を面会にあてるほうが良いでしょう。

長期的に見れば、質の高い時間を親子共々過ごすことが、良い親子関係を築くことに寄与すると言われています。

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幼稚園から5歳の子どもの特徴toddlers_on_carnival_ride.thm.jpg

この時期の子どもでは精緻な運動能力の発達が認められます。つまり鉛筆を握り絵を描いたり、落書きをしたり、色を塗ったりすることができるようになります。

家を描くことができ、人を描くときは手足および通常指まで描くことができます。話すことも上手くなり、たくさんの質問をするようになります。ときには口ごたえをすることもあります。

お話しを好み、自分で物を食べたり、身の回りのこと(服を着たり、トイレへ行ったり、髪をとかしたり)ができるようになります。

数字や文字を認識するようになり、中には文字を読める子どももいます。この年齢の子どもは、子ども同士で遊び、他人を自分とは違う存在であると考えることができるようになってきます。

心の中で何かを想像したり、細かいことまでよく覚えていたりすることができます。片親と引き離されると、子どもは「安心・愛情・両親双方を愛してもよいという許し」を求めます。

子供の情緒的・心理的発達進度

020530_1529_0027_l__s.thm.jpgこの年齢の子どもは自分をとりまく環境を理解し始め、変化がある場合ははっきり説明する必要があります。

子どもの面倒をみる者は、変化によって子どもが悩んでいるときは慰め安心させなければなりません。

それと同時に子どもが片親と別々に暮らしていることや子育てに伴う問題は子どもの問題ではない、つまり「子どもが原因でない」ということをしっかい言い聞かせなければなりません。

注意すべき行動上の問題

この年頃の子どもはこれより年少の子供よりも複雑になっており、喪失に伴い不安、恐れ、罪悪感などのあらゆる症状を示すようになります。020530_1529_0038_l__s.thm.jpg

基本的生活、つまり食事および住居がどのように営まれるかということを心配します。攻撃性が増し、特に同年代の者に対して攻撃性を示します。

なんらかの悩みがある子どもは悪夢を見たり、内向したり、言葉や身の回りのことをする点において退行を示したりします。

誰彼構わず大人との身体的接触を試み、見知らぬ人にも愛嬌をふりまくことがあります。

片親の喪失感を空想で糊塗したり、喪失体験を否定したり、一緒に暮らせなくなってしまった親を恋いこがれたりもします。

子どもに相応しい面会期間

la01201a.thm.gif家族構造の変化により子どもに及ぶ影響を最小限に抑えるには、子どもの発育に応じて面会期間の長さを調節しなければなりません。

移動回数についてもバランスよく配慮するべきです。幼稚園から5歳の子どもがそれぞれの親と離れることによる悲しみを軽減するためには、面会を定期的に行う必要があります。この年齢に達すると一泊、週末、そして一週間におよぶ面会も安全に実施することができます。

この年頃の子どもが両親間の移動に際し問題を示す場合は、通常両親間の問題に反応しているものとみなされます。


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9歳から12歳の子どもの特徴021126_1791_0023_l__s.thm.jpg

この頃までに子どもは自分自身が属する固有の集団(友だちなど)を築き、余程の必要性がない限りこれを侵してはならない。

自意識が強くなるのにしたがい、子どもは自己評価をするようになり、いろいろな問題について議論を交わしたり、自分以外の人の視点を理解したりするようになる。

ある程度の家事を責任を持って行うことができるようになり、子どもに何が期待されているのかを知らせる必要がある。 

子供の情緒的・心理的発達進度

020925_1694_0037_l__s.thm.jpgこの年齢の子どもには「支持」と「勇気づけ」が必要です。子どもが思っていることを話す機会を作る必要もあり、この際話すのを咎めたり、やましさを感じさせたりしてはなりません。

注意すべき行動上の問題020711_1596_0040_l__s.thm.jpg

成長するにつれ子どもは色々なことに自分なりの判断を下しがちになり、その結果片方の親と緊密に連携してしまう(注)という問題が生じる場合があります。

この年齢の子どもは喪失体験や不安定な生活に対し非常に脆弱なため、強い怒り、非難、拒絶を示すことがあります。

子どもが喪失体験に苦悩していることを示す徴候は、羞恥、孤独感、心身症関連症状であり、子どもの心は引き裂かれ、壊れやすく、学校生活でも挫折を味わいます。

(注)片親との緊密な連携
  →一方の親の味方となりその親の意見をそのまま自分のものとして取り入れてしまうこと。

子どもに相応しい面会期間

sg0072.thm[1].jpg家族構造の変化により子どもに及ぶ影響を最小限に抑えるには、子どもの発育に応じて面会期間の長さを調節しなければなりません。

移動回数についてもバランスよく配慮するべきです。9歳から12歳の子どもがそれぞれの親と離れることによる悲しみを軽減するためには学校生活または交友関係を妨げないように定期的かつ予測可能な面会を実施したほうが良いでしょう。

この年齢の子どもは自分自身の世界を作り上げる最中なので、両親双方が面会について柔軟性を持たねばなりません。

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