2006年02月26日

鬱の人特有の思考パターン

鬱の人特有の思考パターン

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鬱状態の人には特有の思考パターンがあります。「鬱状態の人の良くない思考パターン」と言えばわかりやすいかもしれませんね。

認知行動療法ではこの鬱状態の人の思考パターンを「認知の歪み」と言い、この歪みを理解し、行動によって修正していくのが認知行動療法です。

それではどんな思考が「認知の歪み」なのか、具体的に見ていきましょう。


1、全か無か思考000803_1065_2445_v__v.thm.jpg
ものごとを極端に、白か黒かに分けて考えようとする傾向のこと。少しのミスで完全な失敗と考えてしまう。

2、一般化のしすぎ
たった一つの良くない出来事があると、それが何度も何度も繰り返し起こるように感じてしまうこと。

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3、心のフィルター

わずかに良くない出来事にこだわって、そればかりを考えてしまい、その他の良い出来事は無視してしまう傾向。

4、マイナス化思考
良い出来事を無視、あるいは悪い出来事にすり替えてしまう。


5、結論の飛躍
根拠もないのに悲観的な結論を出してしまう。

?J.心の読み過ぎ:相手の感情を早合点し思い込んでしまう。
?K.先読みの誤り:「事態は悪くなる」と決めつける。


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6、拡大解釈と過小評価
自分の失敗を過大に考え、長所を過小評価する。逆に他人の成功を過大評価し、他人の欠点は見逃す。

7、感情的決めつけ
「こう感じるんだから、それは本当のことだ」というように、自分の感情を、真実を証明する証拠のように考えてしまうこと。

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8、「すべき」思考
「〜すべき」、「〜すべきでない」と考えてしまうこと。これができないと自己嫌悪や罪の意識を持ちやすい。また、他人に向ける怒りや葛藤を感じやすい。

9、レッテル貼りjj110.thm.jpg
極端な形の「一般化のしすぎ」とも言える。一つのミスをしたことで完全にネガティブな自己イメージを創作してしまうこと。


10、個人化
良くない出来事を、自分に責任がないような場合でも自分のせいにしてしまう。

 ※引用・参考文献
   坂野雄二 『認知行動療法』 1995 日本評論社 

 

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