本当に子供のため?
簡単すぎる日本の離婚
みなさんは離婚届を提出する手続に関してどう思いますか?特別な意識はない…という答えが一番多いのかもしれませんね。日本における協議離婚の手続はいたって簡単。親権者を決めて離婚届を提出するだけで離婚は成立してしまいます。誰の許可もいりません。何の制約もありません。
これが何を意味するかみなさんはおわかりでしょうか。そう、離婚は成立したものの、本当に大切なことは何も解決していないのです。ですから後になって問題が顕然化してくることは火を見るより明らか。そしてその被害を一番に受けるのは誰だと思いますか?それはもちろん…子どもです。 人は常に自分のため
離婚するかしないか…子どもに選択肢はありません。それに比べ、親の方は"常に自分のために"離婚するかしないかを決断します。こんなことを言うと皆さんに反論されるかもしれませんね。
「子どものために離婚するんだ!」
「子どものために離婚しないんだ!」と・・・
しかし、心理学的には「人は常に自分のために動く」と考えたりもすることもあるんですよ。つまり、考えようによっては「あなた自身が子どもが辛い思いをするところを見たくないから…、だからあなたは"あなた自身のために"離婚したり、しなかったりする」、そう考えることも可能なんですね。
離婚の一番の被害者は誰?
キツイ表現になりますが、子どもは100%あなたの欲望のために作られた産物です。あなたの結婚生活をこれまで以上に充実させるために、あなたが、あなた自身のために作ったのです。あなたが本当に子どものためを思うなら、まず最初に「離婚の一番の被害者は誰か」ということを、よく考えたうえで離婚を決意していただきたい。そのことを理解した上での離婚ならば、あなたと子どもの未来に明るい兆しが見えると思うのです。
子どもの幸せがあなたの幸せであるならば、離婚する、しないにかかわらず、私は精一杯の力であなたをサポートすることができると思います。ご相談者様のうしろに隠れた「子どもの権利」を一番に守ろうとするちょっと変わった私ですが、共感していただける方はお気軽にご相談下さい。