2006年01月24日

子どもはみんな「離婚はいや」  (離婚専門行政書士西田和雅の離婚体験記 その2)

私の離婚体験記(その2)

子どもはみんな「離婚はいや」

離婚した人の8割は「離婚して良かった」子どもはみんな「離婚はいや」  (離婚専門行政書士西田和雅の離婚体験記 その2)

別れたくて別れる当事者は幸せです。自分にとって「最悪」ともいえる状況から抜け出せるわけですから、少なくとも離婚する前よりは精神的にも落ち着くわけです。離婚した人の8割以上が「離婚して良かった」と感想を述べていることからもそのことがよくわかります。

子どもはみんな「離婚はいや」  (離婚専門行政書士西田和雅の離婚体験記 その2)それでは子どもの立場から見ての離婚はどうでしょう。私の体験談から言わせていただきますと「子どものはみんな離婚はいや」これが正直なところです。

虐待などの特別の事情でもない限り、子どもは父親も母親も好きですから、どちらかと別れて暮らすのはいやなのです。

別れたくて別れた親」と「別れたくないのに別れさせられた子ども」どちらが離婚の本当の被害者なのか、離婚を考えている方にはこのことをよく考えていただきたいです。

跡取りだから必要?子どもはみんな「離婚はいや」  (離婚専門行政書士西田和雅の離婚体験記 その2)

両親の離婚話が一度出てくると、瞬く間に新たな展開へと突入しました。は、ある男性と一緒に暮らすと言うのです。その男性とは、いつの頃からか両親と仲良くなった我が家の小売店のお客さんでした。どのような経緯で仲良くなったのかは私にもわかりませんが、とにかく家に来ると、おもちゃを買ってきてくれる人だったので、単純に「いい人」と思っていました。

そんな「おじさん」が母と一緒に暮らす?私には何がどうなっているのかさっぱりわかりません。に「僕はどうなるの?」と聞くと、「お父さんは跡取りの和雅(長男)だけはいるって言ってるけど、子どもは3人とも私が連れて行く」と言われました。

私は、父親に必要な子かどうかを選別されてしまったことがとてもショックでした。私としては嘘でも「子どもは全員引き取る!」と言って欲しかったのです。「跡取り」という理由で選ばれたのも悲しかったですね。私個人を必要としているのか、「家」のために必要としているのかは、小学4年生の私でも十分わかります。

子どもはみんな「離婚はいや」  (離婚専門行政書士西田和雅の離婚体験記 その2)

嫌って言うなら父ちゃん死ぬで!

結局、両親の間で「私をどちらが引き取るか」という点で争いになりましたが結論が出ません。そうなると、次に親はどんな行動を取るか皆さんお分かりですか?そう…「子どもの意思を聞いてみよう」ということになるのです。そして私はに言われました。

 「和雅はお父ちゃんとお母ちゃんとどっちと暮らしたい?
  お父ちゃんと一緒に暮らしたか?暮らしたいよな!
  もし嫌って言うんなら父ちゃん死ぬで!」

 私は今でもその時の光景が脳裏から離れません。「本当に死んでしまうかも…」と思うほどの勢いがにはあったからです。

子どもはみんな「離婚はいや」  (離婚専門行政書士西田和雅の離婚体験記 その2)

子どもに親は選べない

だからといって、私にはどういう答えも出せません。当然ですよね、父も母も好きなのですから。「子どもに親は選べない」そんな子どもの気持ちをわかって欲しかったですね。

結局最後は、例のおじさんが「どんなことがあろうと子ども三人を無事育て上げてみせる」と約束したので、父も泣く泣く手を引きました。かくして、と私を含めた子ども三人は、新しい男の人(例のおじさん)と一緒に暮らし始めることになったのです。

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